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【名古屋版】離婚前後の手続きをスムーズに進めるための完全マニュアル
離婚を決意したけれど、何から始めればいいのかわからない…。
手続きや新しい住まい、子どものことなど、頭の中がいっぱいですよね。複数の窓口にまたがっているため、一人で、相談先や支援制度の情報を集めるのも簡単なことではないと思います。
この記事では、あなたが抱える不安に寄り添いながら、一歩ずつ離婚前後の手続きを進めるための方法をご紹介します。
一人で悩まず、一緒に新しいスタートを切る準備を始めましょう✨
この記事は2025年4月3日現在、名古屋市にお住まいのある方に向けての情報です。
あなたはまだ、離婚を切り出していないでしょうか?
その場合、まずはあなたの今の状況を落ち着いて確認しましょう。
もしかすると、自分でも気づいていないうちに、DV(家庭内暴力)被害に遭っている可能性があります。もしDVに当てはまる可能性のある方は、まずは、配偶者暴力相談支援センターや、区役所・支所の「女性の悩みごと相談」に相談してください。
なぜかというと、この後、離婚の手続きをご紹介していきますが、その手順を進める間に、あなたの身に危険があるかもしれないからです。
例えば、パートナーとの関係性の中で、こうしたことがあなたの身に起きていませんか?
無視をされる。
相手が重要なことを相談なく一人で決めてしまい、意見を言うことができない。
電話・メール・手紙などをチェックされる。
生活費を渡してもらえない。
体調や気持ちを配慮せず一方的な性交渉を強いられる。
殴る、蹴るといった、いわゆる「身体的暴力」ではない場合でも、残念ながら、こうした言動はれっきとしたDVです。
上記は一例に過ぎません。「わたしはDVを受けているわけではないだろう」と思っている方も、 大阪府社会福祉協議会が公開しているDVチェックシートなど、複数のリストを見て、まずは自分の置かれている状況がDVに当てはまらないか確認してみましょう。
もし該当する可能性があるなと思った方は、この後の手順を進める前に、まずは公的機関に相談に行きましょう。名古屋市では、主な相談先として2つ挙げられます。
「暴力を振るわれている」、「暴言を吐かれている」など、肉体的にも精神的にもこれ以上は耐えられない状態にある方。
今すぐにでも家を出ないと、自分や子どもの身の安全が守れない、危機的な状況にある方は、名古屋市配偶者暴力相談支援センターに、まずは電話相談をしてください。
👉 名古屋市「名古屋市配偶者暴力相談支援センター」
HP:https://www.city.nagoya.jp/kurashi/category/19-3-3-13-0-0-0-0-0-0.html
電話相談:052-351-5388
受付日時:月曜日から金曜日(祝日・年末年始を除く) 午前10時から午後5時
名古屋市では各区役所・支所に、女性福祉相談員(女性相談員)がいます。配偶者からのDV被害や女性の福祉に関する悩みに相談対応しています。お住まいの各区役所民生子ども課、各区支所区民福祉課が問い合わせの窓口となっています。
👉 名古屋市「区役所民生子ども課一覧」
HP:https://www.city.nagoya.jp/kodomoseishonen/page/0000094907.html
👉 名古屋市「支所区民福祉課一覧」
HP:https://www.city.nagoya.jp/kodomoseishonen/page/0000094912.html
電話相談:各区役所の連絡先一覧HPをご参照ください
受付時間:月曜日~金曜日(祝日・年末年始を除く) 午前8時45分から午後5時15分
その他の相談先は、過去記事(↓)をクリックしてご覧ください。

当てはまらなかった方、当てはまっていたけれどすでに身の安全を確保できた方は、以下の手続きを進めていきましょう。
そもそも「離婚」と一口にいっても、離婚届を出すまでの手順によって、呼び方が異なります。
➀協議離婚
当事者間の話し合いで離婚を決めた場合は協議離婚に当たります。
➁調停離婚
家庭裁判所に離婚調停を申し立てた上で離婚をした場合は調停離婚に当たります。
➂審判離婚
離婚調停の成立が難しく、家庭裁判所が審判相当と認めた場合は審判離婚に当たります。
その他にも、 ➃裁判離婚、⑤和解離婚、⑥認諾離婚などがあります。
呼び方だけではなく、種類によって手続きの内容・準備物が異なります。そのため、今、自分がしようとしている離婚がどれに該当するのかをまず調べましょう。
先程、離婚の種類を紹介しましたが、「調べてみたけど、自分がしようとしている離婚は結局どの形式に当たるのか分からない」、「どのように離婚手続きを進めていけばよいかわからない」といった場合や、当事者間での話し合い(①の協議離婚に該当します)が難しい場合などは、弁護士に頼るのもおすすめです。
費用が心配と思われる方もいるかもしれませんが、 「法テラス(日本司法支援センター)」や、無料の法律相談などの制度・サービスを利用することで、実は費用負担なく、気軽に相談できます。
詳細は、過去記事(↓)をクリックしてご覧ください✨

パートナーに離婚を切り出し、意思が双方固まった後、何を話し合えばいいのでしょうか。
私たちはどんな種類の離婚をするとしても、子どもの親権者、苗字はもちろんのこと、特に「お金」と「親子交流(面会交流)」、この2つの離婚条件は、必ず話し合いましょうと相談者さんによくお伝えしています。
これからの生活を見据えて、事前に話すべき事項をリストアップしておきましょう。
話し合う事項として、例えば以下が挙げられます。
養育費
財産分与
慰謝料
婚姻費や借金の清算
離婚の話し合いはどうしても感情的になりがちなもの。話し合いの途中で、もしかしたら相手の言動に怒りがこみ上げてきたり、悲しい思いをしたりする場面もあるかもしれません。
でも、将来を決める大事な話し合い。喧嘩するのではなく、心を落ち着けて、事実に基づいて淡々と対話することが大切ということを、忘れずに臨んでください。
お金に限らず、離婚条件として話し合った内容は「公正証書」に残しましょう。あまり聞きなれない言葉ですが、公正証書とは、離婚条件について公証役場で作成する合意文書です。
どれほど話し合い、養育費の支払いを双方が合意したとしても、口約束だったら滞納されたり、それによって生活が今後苦しくなったりする可能性がありますよね。
でも例えば、離婚した後、あなたが育てているお子さんの養育費が支払われない状況が続いたとしても、もし公正証書を作成していれば、「強制執行」(裁判所に申し立てて財産を差し押さえる手続き)が容易にできます。あなたとお子さんの生活を守ることができます。
公正証書の作成には費用がかかりますが、名古屋市では、養育費に関する公正証書作成費用の補助(上限5万円)の制度があります。補助を受けるためには、申請が必要です。費用面が心配な方はぜひ一度HPを確認してくださいね。
👉名古屋市「名古屋市養育費に関する公正証書作成費等補助事業」
HP:https://www.city.nagoya.jp/kodomoseishonen/page/0000142587.html
親子交流(面会交流)とは、法務省のHPによれば「子どもと離れて暮らしている父母の一方が子どもと定期的、継続的に、会って話をしたり、一緒に遊んだり、電話や手紙などの方法で交流すること」と定義されています。
親子交流(面会交流)は子どものために実施するものです。
もしご自身がお子さんと一緒に暮らすことになった場合、「お父さんに会いたいかな?」「お父さんにやってもらいたいことはあるかな?」などを具体的に聞いてみることをおすすめします。子どもがどうしたいと感じているか、意思を確認しましょう。
直接会うだけではなく、手紙や電話、メール、オンライン通話など、様々な手段が可能です。理解できる年齢層のお子さんには、希望する実施方法まで確認できると良いです。
そして、最初だけお子さんの意思を確認するだけではなく、親子交流(面会交流)後もお子さんの意思を都度確認することも重要です。
例えば、別居親と会う年数を重ねるにつれ、「学校行事や部活で忙しくなるからもう少し会う頻度を減らしたい」という気持ちが子どもに出てくるかもしれません。その場合は、最初の実施方法にこだわるのではなく、何が子どもにとって最善かを考え、見直す必要があります。
父母間で話し合える場合は都度見直し、もし話し合うことが難しい場合は後述する面会交流支援団体の力を借りましょう。
親子交流(面会交流)も、お金同様、事前に話すべき事項をリストアップしておきましょう。話し合う事項として、例えば以下が挙げられます。
頻度
実施方法
「面会交流支援団体」の利用有無
ここでは、父母間だけの実施という手段だけではなく、「面会交流支援団体」という第三者に頼った実施が可能であること、そして事前に話し合うときに利用するかどうかまで話し合ってほしいということを、ぜひ知っておいていただければと思います。
面会交流支援団体のサポートを利用することによって、自身が対面することなく、別居親に、育てている子どもを会わせることができます。
低年齢のお子さんの場合、おむつを交換したりミルクを与えたりする育児の力が別居親となる相手に親子交流(面会交流)の一時的な時間であっても必要です。もしできない場合、面会交流支援団体の力を借りることで、同居親の負担を軽減することができます。
現在、名古屋市内で親子交流(面会交流)をサポートをしている面会交流支援団体は、3つあります。ぜひ選択肢の一つとして考え、それぞれの団体HPを見てみてくださいね。
LivEQuality HUBでは、過去に、代表の今枝さんにインタビューさせていただきました。
詳細は、過去記事(↓)をクリックしてご覧ください✨

2. あったかハウス
3. Fpic(公益社団法人家庭問題情報センター)
親子交流(面会交流)の実施内容・方法も、離婚後、多くの方を悩ませる種です。
前述の公正証書に、親子交流(面会交流)の条件も記録しておきましょう。
特に、実施頻度は「月〇回程度」と断定しない表記にしておきましょう。そうすることで、お子さんやご自身の体調不良でどうしても面会できない場合も、トラブルにならずに済みます。
折り合いがつかず当事者だけでは話し合いが難しい場合、どうしたらよいのでしょうか。私たちは、次の3つの方法をおすすめしています。
第三者のカウンセラーを介して、夫婦で話し合いすることも一案です。
名古屋市では、リボーンといったカウンセリングルームをはじめ、多数のカウンセリングが受けられます。
ADRによる調停は、裁判外紛争解決手続の1つで、専門家の仲介のもと話し合いで解決する制度です。裁判ではない場で、穏やかに話し合えたり、第三者の専門家に仲介してもらえたりすること等がメリットです。
家族のためのADRセンターといった支援機関があり、こちらではオンラインで仲介してもらうことが可能です。
また、先程紹介した、名古屋市の公正証書作成費用の補助(上限5万円)はADRの利用にも使うことができます。補助を受けるためには、申請が必要です。費用面が心配な方はぜひ一度HPを確認してくださいね。
👉名古屋市「名古屋市養育費に関する公正証書作成費等補助事業」
HP:https://www.city.nagoya.jp/kodomoseishonen/page/0000142587.html
前パートで紹介したように、弁護士に相談するのもおすすめです。
夫婦で離婚の意思が固まり、お金や面会交流など、離婚条件を話し合うことができたら、いよいよ離婚の手続きに進みます。
離婚は決まったけど、何から手をつけたらよいかわからない、そんなあなた!
手続きの情報は色々なところに載っていて、どこを見たらよいか、わからないですよね。
そこで、「最低限これだけは確認しよう!」という手続きを一覧化したチェックリストを、私たちLivEQuality HUBで独自に作成しました。
詳細は、チェックリスト(↓)をクリックしてご覧ください✨
必要に応じて、ダウンロードしてお使いくださいね。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1PEVOat9CsnEL3CEBs5rtHV9KQrJtQ7Wr3v-Q2K5-k/edit?gid=0#gid=0
このチェックリストは2025年3月10日現在、名古屋市にお住まいのある方に向けての情報です。
以下の資料を参考に作成しましたが、情報が古くなっていたり、個人の状況に合わせて必要な手続きが違っていたりします。適宜リンク先の最新情報をご確認ください。
👉 名古屋市「ひとり親家庭のしおり」
HP:https://www.city.nagoya.jp/kodomoseishonen/page/0000130078.html
👉 名古屋市「ひとり親家庭等サポートブック」
HP:https://www.city.nagoya.jp/kodomoseishonen/page/0000133760.html
公的機関に何度も出入りをしながら進める離婚手続き。思っていたよりも時間がかかったり、ストレスのかかる内容・方法の手続きも多かったりするのが実情です。
できる限りストレスを最小限にして進めるためには、事前準備が重要になります。
詳細は、過去記事(↓)をクリックしてご覧ください✨

名古屋でシングルマザーとして新しい生活を始めるには、計画的な準備が欠かせません。
この記事で紹介したチェックリストを参考に、手続きや必要な書類を整え、相談窓口の活用を検討してください。
離婚後の不安を少しでも軽くするために、今できることを一つずつ進めていきましょう。
名古屋には、シングルマザーを支えるための多くの支援制度があります。
あなたの不安や負担を少しでも軽減するためには、制度やサポートをフル活用することが大切です。
あなたの新しいスタートが、子どもにとっても幸せな未来への一歩になるよう、地域の力を借りながら前向きに歩んでいきましょう。
私たちLivEQuality HUBは、シングルマザーの住まい探しや暮らしを応援しています。
条件に合う物件をなかなか見つけられないという方から、引越し費用や初期費用が払えないという方、頼れる人や保証人がいないという方まで、様々な相談を無料で受け付けています。一人ひとりの状況に合わせて支援制度や相談窓口をご紹介したり、時には役所での手続きに同行したりもしています。
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