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2025/5/15

誰かの人生に少しだけ踏み込んでみる。キャリアコンサルタント・柴田朋子さんが見つけた「自分の役割」 

「60歳を過ぎて、働く目的が“お金”じゃなくなったんです」

そう語るのは、フリーランスのキャリアコンサルタント・柴田朋子さん。
株式会社リクルートや瀬戸市役所勤務を経て2013年に独立し、女性活躍推進サポートや社員研修、個人コンサルティングなど幅広くご活躍されています。

柴田さんが代表を務める、JUNO Webサイト
https://juno-career.com/

特に働く女性たちのキャリア形成支援に強い関心を持ちながら、それぞれの方の悩みや不安にこれまで寄り添ってきた柴田さんは、2022年にLivEQuality HUBの活動と出会い、今、新しい関わり方を模索しています。

そんな柴田さんの関わりをぜひ多くの方に知っていただきたいという思いから、2025年3月に、インタビューをさせていただきました。

出会いのきっかけは、Facebookの「熱い投稿」

LivEQuality HUBとの出会いは、旧知の仲である居住支援コーディネーター・神(じん)のFacebook投稿だったと言います。
「すごく熱い投稿に、来た!いいのを見つけた!って思いました。笑」

<柴田さんの言葉に笑顔になる神>

実は柴田さん自身もシングルマザー当事者。幸いにも経済的な困難には直面せず、たまたま選んできた選択の延長線上に今の安定がある、と振り返ります。

「SNSを見ていると世界には色々なことがあるって思うけれど、世界のすべては救えないし、当事者意識を持てるものじゃないと本当の意味でできることはないなと思って、関わることを決めたんです」

「活動の裏側が見えることで距離がぐっと近付く」マンスリーサポーター

最初の関わりは、設立時に実施したクラウドファンディングでの支援。
クラウドファンディングページを立ち上げた直後、最初の応援メッセージも柴田さんに書いていただきました。

<設立時クラウドファンディングページに掲載させていただいた、応援メッセージ>

その後、マンスリーサポーターの案内が届いたタイミングで、自然と継続支援を決めていただいたそうです。

「自分個人でできることには限界があるし、忙しくもあった。単発でのクラウドファンディングでのサポート以上にその中で何かしたいけど、何ができるだろうと思っていたときに、ちょうどマンスリーサポーターの案内が来て。本当にタイミングがよかったんです」

毎月自分がコミットしている事実によって、活動との距離が近くなる、と話します。

「楽しい活動報告もピンチ!というときも、丁寧なメールニュースをLivEQuality HUBさんは結構頻繁にくださる。めちゃくちゃうれしいですし、活動の裏側が見えることで、サポートしている団体との距離がぐっと近付くんですよね」

<支援のリアルを伝えようと情報量が毎回盛りだくさんになってしまう、メールニュース>

✨メールニュースの登録はこちらから✨

「キャリアカウンセリング」を通じた、より深い関わり

そんな柴田さんに、新たな関わり方としてお願いしたのが、本業であるキャリア支援。

キャリアの悩みや将来への不安を抱える居住者さんを、専門家の立場から居住支援コーディネーターと一緒に伴走支援してもらっています。

「昨年LivEQuality感謝祭のイベントに参加したとき、より深く関わって支えていらっしゃる方々のお話を聞いて、何かいいなあと思ったんです」

<これまで関わってくださった方が大集結。24年3月に開催したLivEQuality感謝祭>

「日常の中でも、もう一歩お役に立てることがないかなと思っていたとき、ちょうど神さんから声をかけてもらって、これこれ!と喜んでお返事しました」

現在、居住者さん数名に対して、定期的に伴走支援していただいています。

「全部お願いと言われたら、正直手に負えないところもある。でも、全然違う知識を持っている居住支援コーディネーターのみなさんがいるからこそ、伴走支援ができています。一方、包み隠さず言えば難しいと感じることもあって、その意味で、新しい知識やスキルを身に付けようという学びのきっかけにもなっています。それは想定外でしたね」

「困っている人と、そうでない人の差は、ほぼ紙一重」

伴走支援をしていて強く感じたのは、「困っている人とそうでない人の違いは、ほぼ紙一重だ」ということ。

「先程もお話したとおり、私はシングルマザー当事者ですが、当時幸いにもあまり困らなかった。たまたま当時珍しかった、女性も活躍できる会社に入ることができ、何となく専業主婦になるきっかけを失い、シングルマザーになったときも働き続けていて、生活できるだけの収入が自分にたまたまあったから。でも、全部が“たまたま”の掛け算なんですよ」

誤作動の連鎖を止めるには「相手の可能性を信じて話を聞くこと」から

「紙一重だから、善良に生きていたかどうかなんて関係なく、DV被害など大変な状況の中にいると幾つか選択を間違えてしまうことがある。色々な誤作動が起きてしまう。本人の心掛けが悪いわけではないです」

DV被害の渦中にいる相談者さんたちは「自分が選択してきたことは、よかったことですら自分のせい。全部自分が悪かった」と視野がすごく狭くなってしまいます。

「誤作動が回転し始めると自力で止められなくなっちゃうんだよね。私も、神ちゃんも、居住者さんも紙一重。今の居住者さんには結構自信が粉々に砕かれている人がいると思うけど、人が持っているものはそんなに簡単には変わらない」

「そうした中で、居住支援コーディネーターのみなさんが『あなたはできるよ』と相手の可能性を信じて支援されているのを見て、私は感心するし素晴らしいなと思っています」

「焦らず、一歩ずつ」シングルマザーに伝えたいアドバイス

最後に、シングルマザーに何か伝えたいアドバイスがあるか尋ねました。

「一番伝えたいのは、長い目で見ようということ」

「みなさん責任感が強くて、すごく焦っちゃうんですよ。でも、まずは『毎日仕事に行くっていう体を作る』『月10万稼ごう』というところからでいい。無理なく一歩一歩積み上げるつもりでスタートすればいいんです。合わなければ、履歴書に1行増えるだけ。それで十分なんです」

そして、お母さん自身が肩の力を抜いて良い状態でいることが、子どもたちの安心や自立にも繋がるのではと話します。

「頑張りすぎて身体を壊しては意味がない。キャリアはちょっとずつ、ゆっくり修正していけばいいんです」

関わることで、自分の人生も豊かになる

柴田さんにとってLivEQuality HUBとの関わりは、自分の人生の後半戦の働く意味を考える場にもなっています。

「同世代の友人と会うと、仕事どうする?が必ず話題になるんですけど、そういうとき、私はこんな活動に関わってるよって、ちょっと自慢気に話してます。そうするとね、みんな『いいな、私も何か探そうかな』って言うんですよ。笑」

編集後記:あなたの「ちょっと」を、誰かの「大きな一歩」に

設立時クラウドファンディングから始まった柴田さんとの関わり。

そして、昨年からスタートした柴田さんのキャリアカウンセリングを通じて、数ヶ月でキャリアの道筋が見えたり、仕事でのやりがいを見つけられたりと、カウンセリングを受けている居住者さんたちの表情が明るくなったと居住支援コーディネーターの神は話します。

設立3年を経て、新たな関わりとして、柴田さんが仰る「自分が少しだけできること」を始めていただいたことで、確実に居住者さんの未来が変わっていると感じています。これからも一緒に居住者さんの生活を見守ってくださるとうれしいです。

<ちょうど新入園・入学の時期だったので、応援メッセージを書いてもらいました🌸>

そして「自分には何ができるんだろう?」と考えてくださったみなさん。
そう思った今が、最初の一歩のタイミングかもしれません🍀

活動に参加してみませんか?

▶ LivEQuality HUB 活動説明会

初めての方も大歓迎!シングルマザーの住まいの課題や活動を知って、関わり方のヒントを見つけてください。
説明会日程・申込はこちら:https://livequality.co.jp/hub/about/news/250401

▶ マンスリーサポーターになる

月1,000円から、シングルマザーの「快適な住まい」と「安心できる繋がり」づくりを応援できます。
詳細・登録はこちら:https://livequality.co.jp/hub/donate

LivEQuality HUBは、2023年12月1日付けで、名古屋市の認定を受けた「認定NPO法人」となりました。認定NPO法人へのご寄付は税制優遇の対象となります。

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