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2024/8/13

【イベント報告】ゲスト:認定NPO法人DxP代表今井紀明さん/第16回コレクティブインパクト勉強会が開催されました

2024年8月7日、第16回コレクティブインパクト勉強会「若者の孤独孤立への向き合い方とは」が開催されました!

今回のゲストは、大阪に拠点を持ち10代の孤立に向き合う認定NPO法人DxPの今井紀明さん。

会場はお馴染みの名古屋のオアシス、久遠寺さんをお借りしました。若者支援、母子支援、外国人支援など、地域で支援に携わる団体・機関の方々や、学校関係者、弁護士、デザイナー、企業の方など、幅広い層の方にご参加いただきました。

寄付型NPOとして邁進するD×Pさんの現在

若者の孤立を解決するために設立されたD×Pさんは、13期目を迎えました。800人のボランティア、3200人のマンスリーサポーター、そして120社の法人など、多様な人々に支えられ事業を展開しています。主な事業として、オンライン相談から現金支援、食糧支援をして制度に繋げる「ユキサキチャット」と、大阪「グリ下」でのアウトリーチ活動をご紹介いただきました。

若者それぞれにカスタマイズしたサポートを届ける「ユキサキチャット」

D×Pさんが運営するオンライン相談「ユキサキチャット」の登録者数は現在登録者1万4000人。

「バイト代を親に取られた」「所持金が数千円しかない」「ガス電気が止められた」など、逼迫した相談も多数寄せられ、これまでに実施した食糧支援は20万食を超え、現金給付も7,545万円にのぼります。

D×Pさんの食糧支援では、食料だけでなく日用品も含め、相談者の希望に合わせてカスタマイズした内容を送っています。そうすることで、「自分のことを考えてくれた」という経験を届けることを大切にしているのです。

一団体だけでは支援しないようにしていることも、D×Pさんの特徴です。146の支援団体、35組織の自治体と連携して、必要なサポートを届けています。

「グリ下」でのアウトリーチ活動

グリ下とは、大阪・ミナミのシンボル「道頓堀グリコサイン」の下のこと。東京の「トー横」と同じく、行き場のない若者たちが集まる場所として知られています。

グリ下でのアウトリーチを始めたきっかけは、ユキサキチャットへの相談のうち、街中にいる若者からの相談が多かったこと、その若者たちが性犯罪に巻き込まれるなどの状況があったこと。週一回、グリ下にテントを出すことから始めたそうです。テントを出すと、どんなに暑い日も、どんなに寒い日も、必ず20〜30人の若者がテントに集まり、7ヶ月間で700人がやってきました。

その後、ユースセンターを設立してからは、開所日には50〜60人の若者が訪れ、利用者数は5000人を超えています。そして、その6割が虐待経験のある子たちです。

ユースセンターは、「相談する場所として運営しているわけではない」と今井さんは強調します。相談する場所には来ない若者たちを対象としているからです。ユースセンターを訪れる若者たちは、遊びに来たり、友達に会いに来たりしているのです。

また、ユースセンターは若者の意見が尊重されることを大切にしている場所でもあります。そのため、若者の意見をもとに楽器を置いたり、配信のための撮影スポットを作ったりと、設備や運営のリクエストにも応じています。

幅広い質問が寄せられたディスカッション

今井さんのプレゼンの後の質疑応答では、参加者の方々から、組織運営から今後の展望、デジタルの活用など、さまざまな質問が寄せられました。

今後の展望について、現在、ユキサキチャットが繋がっているのは1万人だけれども、本当に支援が必要な若者は100万人以上いると話す今井さん。2030年までに対象のユース世代の3割にアウトリーチすることを目標としています。その実現のため、他団体へのノウハウ提供、アライアンスも実施しています。

「一団体だけで支援しようとしない」「当事者の意思を尊重する」など、LivEQuality HUBの大切にしていることにも近いキーワードがたくさん出てきた、今回の勉強会。

D×Pさんの取り組みを伺いながら、学校の先生として、支援機関の職員として、企業の社員としてなど、様々な形で支援に関わる方々と一緒に「孤独/孤立」にどう向き合うかを深め、考えることができる場となりました。

D×Pさんの夏の取り組みを応援してください!

D×Pさんが行なった夏休みに関するアンケートによると、約4割の若者が「心配なことや不安なことが増える」と回答しました。そして、夏休みの困りごととして、家族や友人との関係が上位に来ています。

「虐待から逃げる場所がなかった」など、家族と問題を抱える若者は夏休みに家で過ごす時間が増えることで不安が増したり、エアコンがない、電気代が不安など経済的な問題で困りごとを抱えています。

また、3割近くの若者が「ごはんが食べられない」と回答しています。

そこで、D×Pさんでは、夏休みが不安に感じる若者100人を、ごはんとチャット相談でサポートする取り組みをされています!

「夏休み、虐待から逃げる場所を失いました」

そんな若者からのSOSを逃さず対応し、食糧支援や相談などひとりひとりにとって必要なサポートを届けるD×Pさんを、ぜひ応援してください!

▼詳細・応援はこちらから
https://www.dreampossibility.com/news/12887/

「おたがいサマーキャンペーン」開催中!

LivEQuality HUBでは現在、活動に関わってくださる方の輪を楽しく広げるための「おたがいサマーキャンペーン」を開催中です。

D×Pの今井さん、広報・ファンドレイジング担当の岩井さんに、それぞれ「おたがいサマー」なエピソードを書いていただきました!

今井さん

いつもママ友に子どもたちを預けさせてもらっていてそれもあって外に出れています。起業家にとって夜に外出れるのはとても貴重なのでとても助けられています。ありがとうございます。

岩井さん

大阪に引っ越してきて右も左もわからない時に飲み屋でたまたまとなりになった人が「困ったらいつでもここに来たらいい」と言ってくれて楽になりました。あの時ありがとうございました!

LivEQuality HUB宮崎&岩井さん

「おたがいサマーエピソード」って?

夏だ!サマーだ!「おたがいサマー」だ!

ということで、誰かに助けられてよかった〜!というエピソードを集めて、みんなでホッコリ、ますますあったかい気持ちになりたい、という企画です。

そんなエピソードをぜひ、投稿してください!いただいたエピソードは、webサイトでかわいいイラストとともにご紹介させていただくほか、SNS、イベントでも活用させていただきます🎵

▼エピソードの投稿はこちらから
https://livequality.co.jp/hub/donate/otagai-summer-message

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