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2024/4/19

「令和5年度共同募金配分金」活動報告:繋がりが絶たれた母子家庭のための家事を中心とした日常生活支援事業

認定NPO法人LivEQuality HUBでは、社会福祉法人愛知県共同募金会様の「令和5年度共同募金配分金(つながりをたやさない社会づくり事業費)」のご支援を受けて、2023年12月~2024年3月にかけて「繋がりが絶たれた母子家庭のための家事を中心とした日常生活支援事業」を実施しました。

 私たちが支援する家庭の多くは、実家との関係性が断絶し、DV 被害により全く地縁もない地域に逃れ、大きな孤独・孤立を抱えながら、一人で育児を担っているだけではなく、多忙や精神疾患、離婚調停の不安等もあり、生活環境が整いづらい状態にあります。一方、公的制度には、ひとり親や障害者向けの家事サポートが存在するにもかかわらず、対象要件の非該当や利用地域の制約、必要なサービスの不提供等の理由から被支援者で利用できない層が大多数を占めており、課題と考えています。

 そこで本事業では、料理や片付け・掃除に苦手意識のある家庭に対して、母子の家事スキルを高めながら、生活環境を整え、繋がりを醸成するため、地域住民や家事代行業者を招き、それぞれ出張料理教室、家事サポートを行いました。

 出張料理教室では、特別な食材や器具を準備することなく、再現性の高いレシピを親子で一緒に作ることで、洗い物や翌週の献立等のお母さんの家事負担が減るだけではなく、関与できた喜びからお子さんが苦手な食材を食べるきっかけに繋がりました。毎回親子ともに楽しみにされ、「もう終わっちゃうの?(助成期間が終了する)3回が終わった後、また3回はできないんですか?」というお子さんからの声も寄せられました。

 また、家事サポートで対象となり、物事を着実にこなしていく性格のお母さんから「振り返ると部屋が片付いていないことに対して焦りと不安があったように思う。助けてくれる人がいる、助けてもらうという選択肢があることは重要だと感じた」といった趣旨の声をいただき、繋がりが途絶えたご家庭に対して、地域の繋がりを通じた支援で生活基盤の早期安定化の道筋を整えることが出来ました。

 こうした支援を実施する中で、料理スキルを高めると同時に地域との繋がりを構築できました。また、家事サポートでは、集中的な掃除・片付けを通じて生活環境を回復できました。改めましてご支援いただいたみなさまに心より感謝申し上げます。

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