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2024/3/14

【イベント報告】ゲスト:れもんハウス・藤田琴子さん/第13回コレクティブインパクト勉強会が開催されました

2023年12月15日、第13回コレクティブインパクト勉強会「どんな仕事/環境にいても「私にできる1歩」を考える時間〜ひとしずくを繋ぐ私の一歩〜」が開催されました!

今回のゲストは、東京で母子支援に関わりながら、様々な「親子の周りが良くなること」を実践する、一般社団法人青草の原代表・藤田琴子さん。


今回は久しぶりにLivEQuality HUBのオフィス、ナゴヤビルでの開催。参加者数は12名と、じっくり対話を深めるのにちょうどよい人数で、母子支援、外国人支援など、地域で支援に携わる団体・機関の方々や、医師、弁護士、デザイナーなど、幅広い層の方にご参加いただきました。

1.  藤田さんと、「愛ある大家さん」の出会い

藤田さんが代表理事を務める一般社団法人青草の原のwebサイトでは、LivEQuality HUB代表・岡本のことを「愛ある大家さん」として、ご紹介いただいています。

<コレクティブインパクト勉強会開始時の写真。画像右から、藤田さん、LivEQuality HUB岡本、宮崎>

そんな岡本から、初対面で藤田さんに物件購入を打診され、その数日後には購入した(!)という衝撃的な出会いのエピソードをご紹介すると、会場は大盛り上がり。

参加者のみなさん、登壇者、スタッフそれぞれの自己紹介も行い、和気藹々とした空気の中、藤田さんのお話へと移っていきました。

2. 幼少期の経験から、福祉の道に進むまで

教会でさまざまな人に囲まれて育ち、小さな頃から戦争、貧困、差別について触れる機会が多かったという藤田さん。

特に中学2年生の時に行った、韓国へのスタディーツアーが大きな経験となったといいます。歴史についての学びから「知ったからには伝えなければならない」と強く感じ、高校時代はテニス部とGlocal-Y部を兼部して児童労働について学び、ICUに進学後は、さまざまな「当たり前」を問う「カルチュラルスタディーズ」を実践されました。

そして大学卒業を控える中、大学の先生から「ミッションを見つけてください。パッションを持ってアクションを続けることで、ミッションが見えてくるんですよ」と助言を受け、「何とかしないと」と心を突き動かされる経験=「パッション」が沸き起こる場所に身を置こうという思いから、福祉の道に進むことを決めました。

3. 藤田さんの心を突き動かした、ある女の子の言葉

その後、母子生活支援施設でスタッフとしてさまざまな母子と関わる中で、ある高校生の女の子の言葉が、藤田さんの心を突き動かしました。

「一時保護所なんてもう二度と行きたくない」

その言葉の理由を深く聞くことで、一時保護施設の課題を目の当たりにした藤田さんは、「誰かや何かのせいにしても変わらない」「自分のできる範囲で変わることはないのか」と模索し、「一時保護所を子どもたちが安心できる場所に」を実現するため、ソーシャルワーカーの仲間とともに活動を始めました。

そうして立ち上がった団体「いちほの会」の活動内容や大切にしていること、そして、対象を作らない新しい場所「れもんハウス」について、たっぷりとお話しいただきました。

ぜひぜひアーカイブ動画をクリックし、藤田さんの言葉でご覧ください。

4. 枠組みや役割から、じんわり染み出すことで繋がる

場の空気を大切にするためアーカイブからはカットした、後半の全体でのパネルディスカッションでは、「母子生活支援施設での職員をしながら、こんな取組をするなんてすごい」とのコメントが参加者の方から寄せられました。

お話を聞いていた筆者も同じことを感じていたのですが、藤田さんは「母子生活支援施設でしかできないことももちろんあるが、こういう活動をしていることは、むしろ自分にとってはヘルシーなんです」と答えていらっしゃったことがとても印象的でした。

また、「団体を作るだけが行動じゃない」とも強調されていた藤田さん。普段の生活の中で、身近なところにある「本当はこれが必要なのに…」に対して何ができるかが大切だとおっしゃいます。

いつも”自分の小さな行動もこの世界をつくる「何か」に繋がっていると思う想像力”を持つことを大切にし、そして何かを広げていこうというときには、固定化された「枠組み」や「役割」をじんわり染み出すことで繋がるーそう考えていらっしゃるとお話しされていました。

6. LivEQualityスタッフの感想ー寄付者さんの想いに寄せて

お話を聞いて、ある寄付者さんが、NPO等に寄付する理由について「知ってしまった不条理に対して、何にもせずにはいられないんです」とお話しされていたことが思い浮かびました。

当たり前になってしまっている、たくさんの不条理。

それに気づいた人一人ひとりが、「この当たり前とされていることって、本当にどうにもならないんだろうか?」「自分にできることって、何かあるんじゃないだろうか?」

そう考えて、できる範囲で、どんなに小さくても行動を起こしていけば、少しずつ、変わっていくはず。

藤田さんのお話を聞いて、またそのお話に共感される参加者の皆さんの姿を拝見して、希望を感じ、心が暖かくなる会でした。

7. じんわり染み出し、アクションを起こそうと思ったときに…

LivEQuality HUBの活動も、みなさんお一人おひとりの「できること」の実践によって、支えられています。


現在、開催中の「春のおめでとうキャンペーン」の中で、新たにマンスリーサポーターになってくださった方、単発でのご寄付をくださった方、おすそわけをお贈りいただいた方、SNSのシェアをくださった方など、たくさんの方に応援をいただいています。

藤田さんのお話を聞いて、これまでの枠組みや役割からじんわり染み出して、もっと深く、別な形での関わりにも挑戦したい!、そして関わり先はLivEQuality HUBが面白そう!と思ってくださった方がいらっしゃいましたら、ぜひ、アクションを起こしていただけるとうれしいです。

①ご寄付での応援はこちら

シングルマザーと子どもたちの新生活を応援するため、ご寄付でのご支援を募集しております。

【ご支援の使いみちの例】

※相談者さん・居住者さんの状況に合わせてお届けします。

▼ご寄付申し込み・詳細ページ
https://livequality.co.jp/hub/donate

②おすそわけでの応援はこちら

春の新生活応援のため、居住者さんたちに必要なものを、Amazonほしい物リストに登録しております。お母さんの休息とお子さんの文化体験のための遠足用のグッズや、新入学のお祝い、出費の多い新生活を支える日用品などです。

ぜひ、おすそわけいただけますとうれしいです。

▼Amazonほしい物リスト
https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/295JXGOSK5H1Z?ref_=wl_share

③その他、こんなことができるよ!があればご連絡ください

ご寄付やおすそわけ以外にも、みなさんの得意や好きを生かして、居住者さんへのサポートをいただけるような仕組みを作れたらと考えています。

例えば日本語以外を母国語とする居住者さんへの通訳や、LivEQuality HUBを応援してくれそうな地元企業さんのご紹介など、「こんなことができるよ!」ということがありましたら、ぜひ、事務局までご連絡ください。

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