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「神さんは、何で優しいの?」居住者さんの子どもの言葉。その裏には、お母さんとともに傷つく姿があった。
【2023年5月11日】
悩んでいる人に、あなたの古い情報を押し付けないでくれ!!!と、思う。
そして、憤りが込み上げてくる。
日本で子どもを産み育てる、外国にルーツがある人たち。
日本語が上手ではない、困窮に陥っている人たち。
そんな人たちに対して、なぜ、こんなに冷たいのだろうか?
確かに、言葉が上手く伝わらないことはあるかもしれない。
私は、日本語しか話せない。
それでも、文明が進化したおかげで「翻訳アプリ」を使いながら、会話を楽しんでいる!
ジェスチャーしながら、難しい日本語の書類について説明をしている!
それでも、上手く伝えることができない時、自分を無力に感じ、もどかしい気持ちになる。
通訳さんを入れて、母国語で伝えたい時がある。
「日本で産んだのだから、日本語で子どもを育てろ!」と、DV夫に支配されたお母さん。
日本で子育てしている先輩ママから「日本語で育てるべき!」と、アドバイスされたお母さん。
母国語で子どもと会話することに対し、支援者や教育関係者から、批判的な態度を取られ、傷ついた経験があるお母さん。
母国語で子どもと会話してこなかったから、自分の気持ちを子どもに伝えることができない。
日本文化で、日本語で、育った子ども達。
私だって、娘の「思春期」で、沸点上昇する日々なのに‥
思春期の子どもがわからないお母さん。
心も身体も成長している、思春期の子ども達。
お互いにお互いの気持ちを伝えることができなくて、子ども達は
「お母さんはわかってくれない!」
「話しても無駄!」
心を閉ざしている現場と、向き合っている。
一歳のお子さんを育てるお母さんと話していたときのこと。
お母さんは私と「40歳過ぎたら太りやすい!痩せない!」ということについて、笑いながら日本語で会話ができるレベル。
めっちゃ大笑いしていたら、子どもも、つられて声出して大笑いしてました。
でも、長男とは母国語で育児をしてこなかったから、イライラさせていると悩む。
日本語で育てなきゃいけないと思っている‥様子。
「大丈夫だよ!」と、具体的な事例を、楽しく会話しながら伝える。
自分の気持ちを伝えやすい言葉で、子どもと会話したら良いんだよ。
上の兄弟や私や、周りで関わる人は日本語で会話するから、日本語も少しずつ覚えてくれるよ!と。
出会った時、0歳だったお子さん。
保育園に通い始めて、言語の使い分けができるようになった。家では、お母さんの国の言葉。保育園では、先生やお友達と日本語。
赤ちゃんだったお子さんが、今では面談中、私と日本語で会話し、お母さんには、お母さんの国の言葉でおねだり!わがままを伝えていました。
子どもの成長は早い!
出会った頃、日本語が全く話せなかったお母さんから、帰り際に
「〇〇は、たいへんよ!」
と、やんちゃすぎるお子さんのことを、ため息混じりで話してくれました。
そんな会話ができるようになり、私は嬉しい。
お母さん達すごいな。
母国に帰りたい! 両親に会いたい! と、話します。
でも、子ども達は日本で生まれ、日本で育ち、日本語しか話せない。
母国に一緒に帰る選択は諦めています。
ご両親が体調が悪いと知りながらも、円安や物価高騰のせいで、帰ることができないでいます。
母国に帰るなら、親権はDV夫になるケースもあります。
色んな背景の中、我が子との暮らしを日本で頑張っているんです。
日本語で、調停にも挑んでいます。
わからないことがたくさんあります。
でも、頑張っている!!!本当に、頑張っている!
私が日本語しか話せないので、日本語で、お母さん達の今の課題を聞き出します。
そして、見つけた課題を解決するために、私たちのできることを探ります。
ときには、代理で行政機関などに電話することも。スマホのスピーカー機能を使って、お母さんにも一緒に聞いてもらいながら、会話することが多いです。
とある行政の窓口に、調停で必要な情報を知るため、代理で電話をかけました。
あいまいな回答だったので、なんとか解決策になる方法はないか?教えて欲しいとお願いしている最中に‥
久々に電話をガチャ切りされて、私もびっくり!
名古屋に引っ越してくる前に住んでいた自治体の行政職員が怖かった!と、お母さんが言っていた意味が、この数分の電話で、よくわかりました。
傷ついた経験。それを見ていた子ども。
「なんで、神さんは優しいの?」
お子さんと会話している時に、子どもが私に話しかけてくれた言葉。その意味が、やっとわかった。
日本語が苦手で、上手く伝わらないお母さんに対し、周りの大人が強く当たる姿を見て、この子は傷ついたんだろう。
私も、お母さんに対して「話を最後まで聞いてー!」と、言うことが多々あります。
「わからないままにするんじゃなくて、一緒にわかるまで考えようよー!」とも、話します。
言葉の壁を感じながらも、本当の「壁」は、言葉ではないことを知っているから。
言葉がわからないことを「壁」にしているのは、あなたの“価値観”です。
この日は、久々に行政の対応の悪さに驚きましたが、自分達の知名度が足りないことへの課題も感じました。
それでも、設立から1年ちょっと。
私たちを信頼してくれている行政の方もいます。
愛知県 本庁の方が、私の代わりに、態度が悪い担当者に話を聞いてくれたり、東区役所の方が、方法はないだろうか?と、聞いてくれたり。
結局解決策はなく、「前に住んでいた街へ行き、担当窓口へ本人が来たら情報を教える!」の一点張り。
支援措置(DV等の加害者が被害者の住所を探ることを防止するため、住民票の写しや戸籍の附票の写しを取得することを制限する)をしている、ご家庭なのに。
これが、現状です。
一つの答えを見つけ出すために、1日では終わらない。
とくに外国にルーツがある方は、倍以上の時間がかかります。
私たちの活動は、まだまだ設立したばかり。
実績も少なく、国や県や市から補助金や委託費もいただけません。
物価高騰で、生活が苦しい中で「誰かと車で窓口に来てください」と、平気で言われます。
生活保護世帯は、シェアカー借りて車の運転もできないのに‥
「家の近くに行ったら、パートナーがいるかもしれない」と震えるお母さんを、ひとりで電車で行かせることもできない。
郵送でのやりとりは、情報開示を弁護士に依頼する手間も含めて、時間が大幅にかかるし、大変。
便利な世の中で、不便な世の中。
そう感じながら、私たちは、目の前で困っているお母さんと子ども達、傷ついた経験が大きすぎて、誰かに「助けて!」と声も出せず頼ることもできないお母さんと向き合っています。
毎回、丁寧なヒアリングをしながら、抱えている問題を探し出し、居住支援を行っています!
この活動のための費用は、1年前の設立クラファンや今、マンスリーで集まっている寄付金で、なんとかやりくりしています。
残念ながら、資金調達はまだまだです。
支援するご家庭や相談件数は増加していますが、増員するための資金が足りていないのが、現状です。
そのため、NPO法人LivEQuality HUBでは、様々な形で、ご支援をお願いしております。
どうか、私たちのまだ小さな取り組みに、力を貸してください!
▼寄付のお願い
https://livequality.co.jp/donate
▼様々な応援の方法
https://livequality.co.jp/donate/other
そして最後に、私が面談に行く時に、通訳のボランティアしてくださる方を大募集中です。
(申請中の助成金が通れば、微々たるお礼ができるかも?)
【通訳をお願いしたい言語】
タイ語
タガログ語
ビサヤ語
英語
「通訳ボランティアができるよ!」という方は、お問い合わせフォームまたはメールにてご連絡いただけますと幸いです。
▼問い合わせフォームはこちら
https://livequality.co.jp/contact
▼メールアドレスはこちら
info@livequality.co.jp
いつもたくさんのご支援をありがとうございます!
物価高騰で大変なご家庭に、みなさんから届いたあったかいご支援を、ご家庭のニーズに合わせて、日々届けることができています!!
みなさんからの支えが、私たちもお母さんたちも、頑張る活力になっています。
ありがとうございます。