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【イベント報告】ゲスト:NPO法人ReFrame 山田大記さん/第20回コレクティブインパクト勉強会が開催されました
2025年4月11日、第20回コレクティブインパクト勉強会「元J1キャプテンの挑戦—サッカーと子ども支援をつなぐ未来」が開催されました!
今回は、名古屋を拠点に多様なセクターがつながり、地域課題に挑む「コレクティブインパクト勉強会」の記念すべき第20回目。
ゲストには、元J1ジュビロ磐田のキャプテンであり、現在はNPO法人ReFrame副代表として子ども支援に取り組む山田大記さんをお招きしました!
プロサッカー選手としてのキャリアを持つ山田さん。彼の社会活動の原点には、児童養護施設で出会った一人の子どもの言葉がありました——「僕はここにいるから、サッカー選手になる夢は諦めた」。この出会いが、山田さんの価値観を大きく揺さぶり、2022年には静岡でReFrameを設立。以降、「たった一人の未来を確実に変える」ことをミッションに掲げ、子ども食堂やこども基金の設立、物資や人材の支援など、実践的な支援を行っています。
ReFrameが目指すのは、ネガティブなフレーム(バイアスや色眼鏡)を通さずに人や状況を見ることができる、まっすぐでやさしい社会です。
ハブとなり、新たな助け合いの仕組みを作りたい。
困難な状況下においても、子どもたちが未来に希望を持てるようにサポートしたい。
障がいやマイノリティへの偏見をなくし、誰もが生きやすい社会を実現したい。
この想いを実現するためにReFrameが現在、特に注力しているのが以下の2つの取り組みです。
「食事の提供」にとどまらず、衣食住の支援、学習や体験の機会、子育て支援なども包括した“多機能型”の場を構想中。地域に根差した子どもの拠点として、孤立や格差の連鎖を断ち切る仕組みをつくろうとしています。
地域で子ども支援に取り組む団体に向けた、中間支援の仕組み。
資金不足・人材不足・発信力不足・ネットワーク不足という「4つの壁」を越えるために、団体間をつなぎ、リソースを届ける「ハブ」として機能することを目指しています。
ちなみに、浜松こども基金では現在、年間一万円(一口)で参加できる発起人を募集しています。寄付金は浜松市で支援活動を行う団体への助成金、団体間のネットワーク構築のための交流会開催等に充てられます。
▼発起人への参加はこちらから
https://syncable.biz/associate/hamamatsukodomokikin
※「支援方法」の「年会員になる」をクリック
今回の勉強会では、そうしたReFrameの構想や理念が、山田さんの言葉でじっくり語られました。
「支援は“広く浅く”ではなく、“狭く深く”」
「必要なのは“場所”だけではなく、“人”の存在」
子ども支援において最も大切なのは、“人”の存在です。テクノロジー・イノベーションによる解決は難しい。テクノロジーが進化しても、子どもたちに寄り添い、希望を手渡せるのは“人”の温かさとまなざしであること。そして、想いを形にするまでには時間とつながりが必要であることを、山田さんは丁寧に語りました。
また、「困った時は“お互い様”。分断が進む社会にあって、思いやりのバトンを未来につなぎたい」と語る山田さんの姿に、会場からは深い共感の空気が流れました。

この勉強会には、社会貢献に関心がある方々が参加されているので、4〜6名でのグループ自己紹介、感想や質問のシェアタイムは、笑顔とともに活発な対話が行われました。
「格差をどう埋めるか」ではなく、「頼り合える社会」をどう育てていくか」
「いろいろな方に関わっていただくには、まず“知ってもらう”ことからが大事ということが響きました」
「“伝わらないのは受け手の問題ではなく、自分たちの伝え方に工夫が必要”と思い続けようとしている山田さんの姿勢に感銘しました」
こうした率直な声が飛び交う中で、参加者同士の対話も深まり、今後のアクションにつながる手応えが感じられる時間となりました。

山田さんの語る「あり方」が、どう日々の行動へと落とし込まれているのか。
その一つひとつが、丁寧に・綿密に考え抜かれていることが印象的でした。
その丁寧な姿勢と、地に足のついた実践の積み重ねに、多くの参加者が心を動かされていました。
一見、華やかに見えるサッカー選手という立場から、福祉や地域の課題に向き合うという選択。そこにあるのは、利他的な人々に出会った喜びと、その輪に自らも加わりたいという願い。山田さんの語りからは、「関わる幸せ」がまっすぐに伝わってきました。
コレクティブインパクト勉強会は、異なる分野・セクターの人が出会い、語り、つながる場。今回もまた、スポーツ、福祉、子ども支援という異なるフィールドが交差しながら、「わたしができること」について考える豊かな時間となりました。
次回も、みなさんと新たな出会いと学びを共有できることを楽しみにしています!
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